Day1 #オーイシSSA同時視聴会

The Spacesは、オーイシマサヨシが埼玉スーパーアリーナ(SSA)ワンマン「Day1」をZaiko配信で同時視聴しながら、演出意図・カメラ/LED/VJ設計、ゲスト演出(ウルトラマンR/B+グリージョ、鈴木愛理、加藤純一)、ファン参加コント、ダンサー/バンド紹介、セットリストの要所(インパーフェクト、英雄の歌、サインはB、ユニバース)を2時間半にわたり解説。視聴同期の運用、ハッシュタグ促進、配信3.7万人で黒字化、Blu-ray/DVD検討、翌日のDay2同時視聴と来年の武道館(9/22–23、FC先行10/12まで)への告知まで包括的に共有した。

大石 SSA デイワン同時視聴会(Twitter Spaces)総括メモ

概要と目的

  • 目的:埼玉スーパーアリーナ(SSA)公演「デイワン」のアーカイブ配信を、ホストの解説とともにリスナー全員で“同時視聴”するイベント。ハッシュタグ「大石SSA同時視聴会」での参加・拡散を推奨。
  • 配信・視聴条件:デイワンは当日23:59まで視聴可(最終日)、デイツーは翌日まで視聴可。Spaces自体のアーカイブは残す方針。
  • 進行:再生位置(シークバー)を秒単位で合わせ、10分おき目安で再同期。X(旧Twitter)の遅延対策として随時タイムコードを共有。

登場人物・役割

  • ホスト:大石(オーイシ)
    • 自称“王”としてリスナー(“民”)の要望に応じ開始時刻や進行を柔軟に調整。
    • 全体演出の総責任者として、セット・カメラワーク・VJ・BGM・動線に至るまで細部を設計・指示。
    • 体力・ボーカル・ダンスを事前に徹底強化。緊張ゼロで本番に臨んだと述懐。
  • 同席者(スピーカー2):相槌・補足・リアクション中心(固有名不詳)。
  • ゲスト・関係者(会話内言及)
    • ナレーション:中村祐一(スタジオでワンテイクOK)
    • ダンサー:イレブンプレー(“きつねダンサーズ”)、大石ダンサーズ、「なまらめんこいギャル」ほか
    • 特撮コラボ:ウルトラマンロッソ/ブル/グリージョ、怪獣ゼットン(円谷プロ協力)
    • 歌手:鈴木愛理(“愛理ちゃん”)
    • 配信者・クリエイター来場:ゆうた(ゆゆうた)、もこう、布団ちゃん、おにや、虫眼鏡 ほか(肖像権に配慮し配信では抜かず)
    • ローディー:高沢くん(“大石似”として演出登場)
    • テロップ表記で話題:加藤潤一(呼称“純ちゃん”)

同時視聴の段取りと小ネタ

  • 事前練習:在庫(ZAIKO)上の広告パートで再生同期をテスト。
    • 取り上げたCM:
      • 「おしゃべりクソリップ」グッズCM(SNSで見つけた“野生のプロ”を採用)
      • 「デジタル諸島」によるニュース番組風CM(SSA仕様の“ブレイキング”演出、テロップ“加藤潤一”に会場沸騰)
  • 会場BGMが配信で無音の理由:版権楽曲の権利処理上、在庫では無音に切替。

ライブ構成・演出の要点(大石の設計思想)

  • 夢の舞台の連続性:武道館Vol.1と同一導入演出を“あえて”再現。武道館→SSAと夢が更新される“連続感”を演出。
  • わかりやすさ最優先:
    • 後方・上層席配慮でLEDを“極端に大きく”。
    • デュエット・並び曲は左右(上手・下手)の人物配置が一目でわかるよう生カメ+モニター指示。
  • リリックVJと光:
    • 「英雄の歌」は歌詞を後方表示し“意味”を届ける。LED背面にミラーボールを仕込み、この曲に限り照明を当て“光が届く”モチーフを可視化。
  • 世界観の再現:
    • 「きつね」はMV世界観を重視。仮面・扇・レーザー・VJを同期させた総合演出。
    • 「Jパワー」制服×ダンサーのシルエット→点灯演出、客席ペンライト点灯の“波”で会場全体を巻き込む。
  • カメラ運用:
    • 「ユニバース」はアニメ映像を流さず“生カメ全面+歌詞”に統一。観客の合唱を促進。
  • 練り歩き・動線:
    • 円谷プロに依頼し、ロッソ/ブル/グリージョの客席動線を綿密に設計。2階・200レベル含め“物理距離の短縮”を最大化。

パフォーマンスと準備

  • 体力強化:センターステージまでの疾走後も息切れなし。踊る曲後の呼吸も改善。年齢相応の体力課題を事前トレで克服。
  • ダンス習得:レッスンを継続し“見せられるレベル”に向上。歌いながらのダンスも実現。
  • 緊張ゼロ:入念な準備により、開幕から“センターで大の字”になれるほどリラックス。

コミュニケーション/ハプニング

  • 在庫一瞬停止:演出ではなく本当に止まる一幕。配信組とネタ化して楽しむ。過去の在庫側調整エピソードに触れつつ、双方向性を強調。
  • MCを長めに:きつねダンサーズの着替えが“非常に大変”。後段のメンバー紹介に間に合わせるため、舞台裏判断で約5分稼ぐ。

企画・コメディの見どころ

  • “仲良し”即興参加:
    • 借り物タイムや物販お面、ファン有志が“マッスルメモリー”と小声で確認しつつ、驚異の再現度で踊る。
    • 大石は本番中は後方の踊りが見えず、配信で初めて完成度の高さに驚愕。
  • ローディー高沢くんの“そっくり”ネタ:
    • 本来黒子であるローディーを“似ている”一点で前面起用。大石の着替え尺確保の入れ替えギミックも兼務。
  • コメントが“止まりかける”瞬間:
    • MCと“純ちゃん”関連コントの2箇所でコメントが飽和。会場・配信ともに沸点到達。

ウルトラマン・コラボの白眉

  • 円谷プロに“最強格”要請→ゼットン登場。
  • ロッソ/ブルが大石を護り、観客の“絆の声”を力に合体“ルーブ”へ。SSAでもヒーローショー的熱狂を実現。
  • グリージョも駆けつけ。大石はTV合体回で泣いた感情を“SSAで再現共有”することにこだわり。
  • 直前の“粒子”に出られなかった心残りをSSAで昇華。

ゲスト・コラボパート

  • ウーリアちゃん
    • 成長・可愛さ・ダンス力に言及。緊張で目線が合わなかった裏話。デュエット時のカメラ割りは大石が詳細発注。
  • 鈴木愛理
    • SSAは本人にとって“特別な場所”(℃-ute解散ライブの記憶)。
    • 「サインはB」フルコーラス共演。生配信の“生声”でボーカル・表情管理とも圧巻。
    • リハで“グッドマーク”と“ハートマーク”を取り違えた小ネタ。10/8オンエア開始のドラマ出演にも触れ、以降の配信予定を案内。
  • 純ちゃん(テロップ表記 “加藤潤一”)
    • コント~“後の祭り”共演で会場が悲鳴級の歓声。抱擁シーンで大石は涙腺崩壊。
    • 「ドラゴンエネルギー」は温存判断。
      • 理由1:トロッコ上でやると安全面(大騒ぎ・機材)懸念。
      • 理由2:大切な曲を“祭りの流れの茶化し”で消費したくない。改めて“呼び直す”演出へ。
    • “ようこそジャパリパークへ”を一緒に…の提案は“配信BAN”リスクを鑑み本人に断られた裏話。
  • バンド・ダンサー
    • ブラス(湯本篤など)を含む各セクションが高難度ソロと安定感。バンド台の高さを揃え“誰かだけが高い/低い”を避ける采配。

セットリスト/音楽面のハイライト(言及ベース)

  • 開幕「インパーフェクト」:始まりの歌。デイツーでは“演出を刷新”し別曲級の体験に。
  • 「お友達フィルム」「ギフト」:連続は体力的にタフだが完遂。
  • 「英雄の歌」:モンスト映画“ルシファー 絶望の夜明け”主題歌。リリックVJ+背面ミラーボールで“光”を演出。
  • 「きつね」:イレブンプレーの仮面舞踏×レーザー×VJで濃密な世界観。
  • 「ギャンブリングホール」:トロッコ“Hey!”で客席一体。
  • 電力モチーフ曲:Jパワー制服×ダンサー、シルエット→点灯→ペンライトの光景が絶景。
  • アンコール1:「なまらめんこいギャル」:意表を突く選曲で大合唱。
  • 「君じゃなきゃダメみたい」:本編終盤で改めて名曲性を実感。
  • 「ユニバース」:生カメ全面×歌詞表示で大合唱・大号泣。大石「みんなで作った宇宙=ユニバース」と総括。

数字・トレンド・収支

  • 販売数:有料配信(1,000円)が“37,000枚”規模(同一人の複数枚購入不可)。
  • 収支:デイワンで“黒字化”(配信コスト高の中“賭け”に勝利)。
  • トレンド:Xのトレンド1位/上位に長時間滞在。
  • パッケージ化意向:Blu-ray/DVD化に前向き(映像編集時はダンサーの“舐め”絵も拡充したい意図)。

観客・配信者・ファン文化

  • “わかりやすさ”と“距離の近さ”を重視。センター/トロッコ/練り歩き/巨大LEDで全方位に配慮。
  • 400~500レベルの“天空席”にも視線と感謝を届ける。
  • 配信者・歌い手・声優ら多数来場。SNS・肖像権への配慮を徹底。
  • ファンの即応力・再現力(振付・フォーメーション・衣装カラー)に大石が感嘆。

告知・今後

  • 明日:デイツー同時視聴会(20:00~)。
  • 来年:
    • 9/22(祝)カタカナ「大石武道館 Vol.3」
    • 9/23(祝)漢字の「大石武道館」(弾き語りワンマン)
    • FC先行受付中(~10/12)。
  • 鈴木愛理:10/8から出演ドラマオンエア(以降に配信予定)。

ハイライト(抜粋)

  • ナレーション(中村祐一)ワンテイクOKの“プロの仕事”。
  • 円谷プロの“ゼットン襲来→ロッソ/ブル→ルーブ合体→グリージョ”までの完全演出。
  • 「英雄の歌」のリリックVJ×背面ミラーボール、“光が届く”仕掛け。
  • 「ユニバース」生カメ全面×歌詞表示→会場・配信一体の大合唱と大号泣。
  • “仲良し”有志の即興ダンス合流、ファンの完成度の高さに大石が本気で驚愕。
  • ローディー高沢くん“そっくり”コントで着替え尺もスマートに確保。
  • 純ちゃんコントでコメント飽和、Tシャツ(北斎デザイン)が“世界3枚”の話題に。
  • 鈴木愛理の「サインはB」フル、圧倒的ボーカルと表情管理。
  • 配信“37,000枚”でデイワン黒字化。ハッシュタグが長時間トレンド入り。

大石の総括(キーメッセージ)

  • 「俺たちにしかできないライブがある」「みんなで作るユニバースを見た」
  • 「後方席にも“わかりやすさ”を」「夢の舞台(武道館→SSA)をつなぐ演出の連続性」
  • 「プロとして準備を尽くし、緊張をゼロに」「体力強化で“息切れしない”公演」
  • 「ゲスト・ファン・スタッフ、総力戦で到達した景色」

本スペースは、緻密な演出意図と舞台裏の判断、ゲスト/コラボの“熱”を言語化しつつ、配信と会場の一体感を再現した貴重なアーカイブ。デイワンは“わかりやすさ”と“距離の近さ”、そして“ユニバース=みんなで作る宇宙”という物語を、特撮・ダンス・VJ・照明・生カメラの統合で成立させた。数字面でも大成功(37,000枚)を収め、来年の武道館へとバトンを渡す内容だった。