#AHO全世界同時鑑賞会

The Spacesでは、WEST.のライブ映像作品『AHO(Audio Hangout)』を全世界同時に再生して鑑賞する実況企画。話者はメンバーの制作・演出裏話、衣装・早替え・照明・ペンライトなど技術面、トロッコや花道でのファンとの近接演出、コント「仲間内物語」への挑戦、大喜利の苦闘まで、舞台の実像を具体的に解説。楽曲はAHO~コンビニ~WEST STRAIGHT~シーズン前~TikTok~Beautiful~アコースティック(浜田曲)~ティダ~Checkmate~アップルパイ~サウスウェストビーチ~多い仕事~ムーンライト~合唱で締める構成。藤井流星・神山智洋・濵田崇裕・重岡大毅・小瀧望・桐山照史の各コメントや見どころを随所で紹介し、怪我なく終えた安全面の配慮、次にテレビやフェスでも広く披露したい意欲、ハロウィンライブ構想、バリトンサックス挑戦など今後の展望にも触れている。

WEST.「AHO(Audio Hang Out)」全世界同時鑑賞会メモ(ディスク1)

概要

  • 実施形式:中間淳太がホストとなり、ファンと時間を合わせてライブDVDを同時再生しながら、制作・演出・舞台裏を実況解説。ハッシュタグは「AHO 全世界同時間紹介」。
  • ツアーのトーン:ノンストップ感の強いセット、明るさとクール/セクシーの振れ幅、トロッコ多用(外周なしの代替)、メンバー制作曲・セルフプロデュース要素の増加、バンド/ブラスと踊りの一体化。
  • 本メモの視点:中間淳太の説明・回想・メンバーコメントを基に、楽曲ごとの見どころ、演出意図、技術的工夫、舞台裏の運用、観客とのインタラクションを整理。

出演者・呼称対応(本文に登場する愛称→本名)

  • のんちゃん=小瀧 望
  • シゲ=重岡 大毅
  • ハマちゃん=濵田 崇裕
  • かみちゃん=神山 智洋
  • 流星=藤井 流星
  • あきと(アヒト等の表記揺れ含む)=桐山 照史
  • 進行・解説=中間 淳太(本録音の話者)

進行・運営上のポイント

  • 再生同期:321スタートの合図で同時再生。世界各地(台湾など海外ファン含む)から参加。
  • ファンの声量:イヤモニ越しでも届くほどの大声援。WEST.公演の特徴として言及。
  • ハード面:外周なし→トロッコ移動を増やして近接コミュニケーションを強化。衣装内に保冷剤ポケットを仕込むなど熱対策。バミリ(立ち位置目印)を細かく運用(例:「諦める主役へ」は各メンバー名でバミリ)。
  • ペンライト設計:AHOテーマに合わせ「持ち手が光る」仕様。色の見分け(特に黄/オレンジ、紫/ピンク)も従来より改善し見やすさ向上。

オープニング映像・メニュー・導入

  • タイトル「AHO(Audio Hang Out)」の“ラジオ感”を意識。オープニングはシュール寄りの映像演出。メンバーカラー合わせの“色ネタ”を配置。
    • 中間(黄):バナナ=“滑らない”体で決定。メンバーカラー縛りの小道具準備が大変。
    • 神山(緑):眼鏡を外す等の所作で魅せる案(終盤に決定)。
    • 藤井(青):水鉄砲の相手役に、過去番組「パパになる」で共演した男児が再登場(成長に感慨)。
    • 7人集合のビジュアルは上半身キメつつ下はパンツという“外し”で遊ぶ。

オープニング〜序盤ブロックの見どころ

  • コンサートの始まりの高揚と緊張を率直に回想。淳太は各地で“土地名替え歌”アドリブ(次のパートとのバランスで言葉選びを微調整)。
  • 衣装:各自の個性を反映。淳太は「ディズニープリンセスのアナを男性化したら?」というイメージでデザイン。気温・公演時期(春〜初夏)を踏まえ、暑さ対策は保冷剤ポケットなどで対応。
  • 挨拶順:年下→年上の「年齢順」。淳太が最後に挨拶する珍しい並び。メンバーや土地の空気に合わせ柔軟に変更。
  • 振付雑感:シンプルに見えて難度が上がる“引っかけ”ポイントがあり、本人も本番で迷った箇所があると告白。

「AHO」〜「ゴールデンタイム」ほか(序盤)

  • 「AHO」:カッコよさと明るさのミックス感が好評。決めポーズや“鼻に指”“うんぴょこ”ネタなどグループ内の遊び心も共有。
  • 「ゴールデンタイム」:会場の花道長さに応じて“踊る/踊らない”複数バージョンを当日朝に組む現場力。土曜生放送から現場入りのことも多く、個々の適応力が問われる。

「ええじゃないか」〜トーク多めのWEST.らしさ

  • 2〜3曲目付近で“勢いを止めて喋る”WEST.らしい構成。初見は驚くが、今や定番。客席のコール&レスポンスは厚く、イヤモニ越しでも届く声量。

「コンビニ」:濵田コメントと“いっか”マインド

  • 濵田コメント:曲終盤、小瀧が接近しすぎて落とされそうな瞬間をチェック推奨(実際にニアミス)。
  • 曲解釈:明るさの中に“良いことを言っている”歌詞。テレビ初披露後、ライブでの人気曲に。淳太は“まあいっか”の言葉を“アンガーマネジメント的”魔法ワードと解説。

客席内登場・神出鬼没ブロック(通称:ウエストレイト系)

  • コンセプト:トロッコなしでも“同じ目線・至近距離”で接する喜び。
  • メンバーコメント:
    • 神山「神出鬼没ベスト、裏で猛ダッシュベスト」=出番が早く遠い移動が多く体力負荷大。
    • 重岡「自分は曲最後の登場で、裏で皆が走り回るのをお茶飲みながら見ていた」=“腹立つコメント”と茶化されるが、構成上の役回りの違いが明確。

往年曲リバイバル(「シーズン」系)と年齢表現の深化

  • 腰振りの“押す”でなく“引く”ニュアンス解説(大人の上品さ)。
  • 若手時代の全力感から、今は“力を抜いた表現”の妙へ。衣装はカーキ基調、Nick Wilde発想、肌見せは“品”を損なわない分量にこだわり。

「リア凸WEST」〜「ビューティフル」周辺

  • リハ終盤に固まったダンス構成で曲間の流れをキープ。コールパートのキーが女性に歌いづらかった点は今後の配慮を示唆。
  • 「証拠」:WEST.のコア曲。ペンライトの設計(持ち手発光・色識別性)を賞賛。
  • 歌詞間違いエピソード:重岡→小瀧への“ニヤリ”合戦。たまに歌う曲は歌詞が飛ぶことがある“あるある”を共有。

MC中継ぎ・煽り芸:濵田の“つなぎ”、藤井の信頼

  • ドーム公演のシャッフルでも“困ったら濵田につなぐ”という信頼感が続く。MCの要として機能。

コント「道頓堀一丁目 仲間内物語」:今回の挑戦と難しさ

  • テイスト:従来のコントより“大喜利要素”のパワーゲーム。設定(トモトモ×リュウリュウ等)も継承しつつ、落とし所に苦戦。
  • 香川初日“月のウサギ”案は客席沉黙で“トラウマ級”。以後“ツッコミ星人”へ舵切り、人数制限→チーム戦へ改修(メンタル保護)。
  • スタッフの映像ファインプレー多数。重岡の“打席”多く、カレンダー写真ネタが話題に。勝敗は小瀧の裁量が大きく、全員に重いプレッシャー。芸人の偉大さを痛感。

映画宣伝パロ→「WEST SOUL」

  • 上映中の映画に合わせ“チープな宣伝映像”風をフラッシュアイデアで制作。全員女装設定などで繋ぎ、1分弱の超速早替えでソウル/ファンクブロックへ。
  • サングラス着用でカラー演出。神山の“何をやるか読めない”ソロ(マトリックス等)に重岡コメント。サングラス物販要望の声も。

コンテンポラリー〜「諦める主役へ」

  • コンテンポラリー導入から重めの世界観へ。“歌詞が積もる”モーショングラフィック、パート歌唱時のみ点灯する照明。角度で見え方が変わる演出。
  • コメント:
    • 藤井「世界観と歌詞に注目」
    • 濵田「表情の変化を見てほしい」
    • 小瀧「各人の世界観は必見」

藤井 流星プロデュース「TikTok」〜「ビューティフル」

  • 振付:一平氏。低音が効くスタイリッシュダンス。
  • ツイード系のカラフル衣装で意外性。淳太はシャツ丈(ジャケットから出さない)に強いこだわり。私物のGDプロデュース靴(キラキラ)は収録日限定で使用(素材劣化配慮)。
  • “あざ笑い”スポットライト当たり漏れ問題は今回チェック項目に。

提供曲ブロック・ヤバTほか

  • ヤバT提供曲など、外部作家曲で会場が一体に。初見には難度高めの振付も“やってみたくなる”設計。ドリフェス等でも反応良好。来年のセッション企画への意欲も表明。

重岡 大毅プロデュース曲・春ブロック

  • シゲ作曲・振付の“コミカル×情景描写”が光る。春ツアーに相性良し。マイクスタンドを持ち上げる振付など、可愛い“わんぱく男子”像で表現。

MC(Q&A)抜粋

  • 好きなダンス:TikTok(特にサビ)、Apple Pie、Checkmate。
  • アップルパイの“2番目に美味しいリンゴ”:僅差で全部美味(1位は宮城)。
  • お気に入り衣装:オープニング一式、後半“黒衣装(Cからのパート)”+レース手袋。
  • うちわ:リンゴ系が多かった(Apple Pie効果)。
  • 香水:公演テーマごとに選定。今回はレザー/インセンス系の“大人/セクシー”を選択。
  • 客席視認性:想像以上によく見えている。髪型・衣装も見えているので“気を抜かないで”と冗談交え助言。

アコースティックコーナー

  • 濵田制作曲をアコースティックに。グロッケン(鉄琴)/和音運指が最難関で自主練を重ねる。雨音のような表情づけを意識。ペンライトの水色が特に美しい。
  • 濵田は朝から“ラジオのように”喋る人(裏話)。同曲の解釈はメンバー間で差があり、淳太は“寂しさ/切なさ”寄りに歌唱。
  • 小瀧の“漫談/コール&レス”は負荷が高いが、見応え十分。ビブラスラップ、波音楽器など小物も活用。
  • 桐山(アキト)プロデュース曲「ティダ」:香川で“うどん12玉”の裏話。雨(前曲)と太陽(ティダ)のコントラストが見事という鑑賞発見を共有。
  • サックスストラップ:淳太が自作(青×黄+ピンク留め具)。のんちゃん(=小瀧)イメージ配色でお気に入り。

後半・セクシーブロック〜「チェックメイト」

  • メンバー個別のセクシー映像(他メンバーは完成まで未知)から楽曲へ接続。淳太は“ハニーハニー”で“肌の匂いを思い出す”所作にこだわり。
  • 「Apple Pie」(淳太制作):白雪姫の“逃げる森”“魔法の鏡”モチーフ。女性的ニュアンスの振付(首の使い方など)。黒レース手袋は“網目/ビジュー/見え方”を実験しベストを選択。7脚の椅子と、椅子裏の照明で空間を構成。収録では白黒カメラ/俯瞰ショット編集が効果的。リンゴは本物を毎回実食(スタッフが切り分けてケータリングに)。インタールードで濵田が“盗み食い”し客席がクスクスの事件も。
  • 「Checkmate」:神山が生き生き。バンドの生音前で踊る新体験が楽しい。振付は“きみちゃん”氏。濵田の“帝王感”は色気のピークとの評。曲末の“履け際見せ”がお気に入り。ブラス加入で音の厚み増。バンド(ピアノのカオルくん等)との交流話も。

ロック/夏ブロック〜「おしごと」系

  • 今回は“熱い”より“明るめ”選曲に刷新。スポーティ衣装(3本ライン、ジャージ素材等)。淳太は“前だけイン”でスタイルバランスを調整。会場が“揺れる”一体感が快感。
  • 沖縄「What a Wonderful World!!」出演予定を告知。夏が似合うグループだが、淳太は秋/ハロウィンライブ志向も表明。
  • “職業コール”→「おしごと」(濵田曲)へ接続。会社員が最多、議員はゼロ。働く人へエールを贈る曲で通勤BGM推奨。将来は“バリトンサックス×神山ギター×藤井アルト”での生演奏プランを夢想。

ダンス/ジャンプブロック〜青春のピーク

  • 神山の“ガチダンス”は高重量ブーツで腰・脚に負荷。定番「ムーンライト」は会場規制に応じジャンプ調整。淳太は“飛んでない人を飛ぶまで見守る”煽りを持ち味に、青春の光景を強調。消耗が激しいが出し切る満足感。

本編ラスト

  • 青空と夕陽の背景。初聴時から“会場全員で歌う絵”が思い浮かんだという曲。イヤモニを片耳外し、観客の声を直に浴びる。過去「WESTIVAL」の記憶を呼び起こす体験。目覚ましに設定するファンも。

安全・運用・制作の注目点(横断)

  • 安全:トロッコ接近時の落下リスクに注意。前ツアー怪我を引き合いに“無事故完走”に安堵。
  • 熱対策:コート裏に保冷剤ポケット、汗かきメンバーはMC中インナー交換へ。
  • 照明/同期:スポット当たりの厳密運用(“あざ笑い”ポイントなど)。
  • 衣装:シャツ丈/着こなしバランス、黒レース手袋の“映り”、サングラス配役、香水の“役作りスイッチ”。
  • スタッフワーク:映像チームの機転、衣装/メイクの可変設計(女装/早替え等)、ブックレット/編集の見せ場。

まとめ(キーメッセージ)

  • WEST.の現在地は“多面性の共存”。明るさ(夏・ビーチ・一体感)と、クール/セクシー(モノクロ/コンテポ/大人の所作)が同じセットに矛盾なく共存。
  • メンバークリエイション(曲/振付/演出/衣装ディレクション)の比率が高まり、個の色が作品に直結。
  • MC/コントは新機軸に挑んだぶん難しさも露呈したが、改善・学習のプロセスごと共有する“生感”こそWEST.らしさ。
  • 観客参加(声・ダンス・合唱・ジャンプ)が作品価値の一部であり、ペンライトやトロッコなど“距離設計”が最大化。
  • 技術(照明・編集・音響)と運用(熱/安全/早替え)が緻密に噛み合い、ノンストップの推進力を支えた。

次セクションへの案内

  • ディスク1終了。案内に従い「23:25」からディスク2再生開始。淳太が短い休憩後に再接続・進行予定。